ノートパソコン過去最大の出荷台数|コロナがスマホの時代にPCビジネスを加速させた?

2021年4月21日

ー3つのポイントー

1.日本電機工業会が2020年のノートPC出荷台数が過去最大の1000万台を超えたと発表されたよ

2.GIGAスクール構想で小中学生にノートPCが配布されたことと、テレワーク需要が増えたことが主な要因

3.コロナが時代を変えた裏付けとも言ってもいいと思うし、今後は誰もがノートPCを使って何を成すかが問われてくるよ

コロナ前まではスマホ発達の波に押されて「もう全部スマホでいいじゃん」と言われ不遇の扱いを受けてきたノートパソコンですが、ここにきて一気に息を吹き返しました。当然コロナの影響も大きくZOOMでスマホを利用する事ができても資料を送信するのには手間で、PCとスマホの2台をうまく使った方が便利です。

ノートパソコンも決して進化していないわけでなく、SSDの搭載が一般的になり読み込みが劇的に早くなった事やよりバッテリーが長持ち・薄型化した事で手軽に持ち運びができるようになりました。

Wifiの一般化も重要で、今はどこのカフェやホテルでもWifiは当然のようについてますし職場以外の場所でPC作業ができる環境が整った中でのコロナ禍という条件が揃った所で一気に変革が加速したとも言えます。

ここで重要なのは「世の中がどう変わったか」でなく、「自分がどう変われるか」だと思います。

PCはあくまで道具でしかなく、料理人で言えば包丁やまな板でしかありません。スマホとPCとの違いは、情報を読み取る事に適したスマホと、何かを生産する事に適したPCだと考えています。スマホだけで素晴らしい発明人より、PCを使って新しい何かを開発した人の方が圧倒的に多いでしょう。

プログラム等の特別な知識が無かったとしても、今は欲しい情報は簡単に入手できてコストをかけずに新しい事に挑戦しやすい時代になりました。

その分スマホを通した多くのコンテンツがあり簡単に1日の時間を消費できます。その選択が悪いとは言いませんが、私はせっかくの人生限りある時間の中で、自分の行動を「消費」から「生産」に使っていきたいと思いました。