ガイアの夜明けより感想|アイリスオーヤマ強さの秘密
ー3つのポイントー
1.ここ10年で急速に成長しているアイリスオーヤマについて詳しく説明するよ
2.テレビ・エアコン等の大物家電も今後強化していくと発表されている
3.企業相手のビジネスにも参入し、照明の色によって売上が変わると研究結果を出したよ
以前このブログで「テレビが終わる日|パナソニック、テレビ生産を中国企業へ委託」をご紹介しました。皮肉にもアイリスオーヤマは2012年からパナソニック・シャープ・東芝から解雇された従業員を集めて新商品の開発を行っており両社の勢いの違いが感じられます。
当時は「色々なメーカーの寄せ集め」と思われていたアイリスオーヤマですが、LED電球の躍進から小型家電の進出で成功し、「中国・韓国製の商品は抵抗があるけど安い商品が欲しい」という顧客需要にマッチして大きく売上を伸ばしてきました。
2012年に売上高2,400億円だった企業がわずか8年度の2020年に6,800億円を超えるとは当時だれも思っていなかったでしょう。
https://www.irisohyama.co.jp/company/results/
決算発表会で「大型家電テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫にさらなる新商品を投入していきたい」と発表し低価格のドラム式洗濯機も発売されています。今後の新製品も注目ですね。

安くて機能性がいい「なるほど家電」を提供する
ちなみに個人的にはアイリスオーヤマの電気圧力鍋がおすすめです。
朝礼・所感の発表に使えるポジティブなメッセージを伝えていく当ブログにとって「情報収集する時間」を作るのは欠かせません。
当然調理時間もその中に入りますので、「時短・簡単・おいしい」を全て叶える電気圧力鍋は本当にすばらしい商品です。
こういった分野で最上級のものはシャープのヘルシオホットクックですが、価格が高すぎるのでまずはこちらで試してみても問題ないと思います。
アイリスオーヤマ今後の展開について
元々得意としていたLED照明の分野をさらに強化して、小売業の店舗照明に最適な色を研究。店舗毎に最適な照明の色を提案していく新しいビジネスモデルを提案していました。
またロボット事業や水の販売等、一定の分野に縛られることなく新しいビジネスを次々と発表していく姿は大企業病におかされてしまった他の家電メーカーも見習うべきではないでしょうか。
「2年以内に売上1兆円企業を目指す」と公言しているアイリスオーヤマ。国内企業として今後の成長が楽しみですね。